65歳以上の介護保険料はいくら?月額や納付方法を解説

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65歳以上になると、介護保険の第1号被保険者となり、介護保険料を納めることになります。介護保険料は、前年度の所得をもとに算出され、その金額は3年ごとに見直されます。

65歳以上の介護保険料の算定方法

65歳以上の介護保険料は、以下の3つの要素によって算定されます。

  • 基礎保険料率:介護保険制度の運営に必要な費用を賄うために、全被保険者に共通で適用される保険料率です。令和5年度は、1.7%です。
  • 所得区分:前年度の所得をもとに、14段階の所得区分に区分されます。
  • 基準額:所得区分に応じて定められた保険料の計算基準となる金額です。令和5年度の基準額は、20,920円です。

65歳以上の介護保険料の月額

65歳以上の介護保険料の月額は、以下の表の通りです。

所得区分保険料率基準額月額保険料
11.95%20,920円397,240円
21.85%20,920円372,620円
31.75%20,920円347,980円
41.65%20,920円323,360円
51.55%20,920円298,720円
61.45%20,920円274,100円
71.35%20,920円249,460円
81.25%20,920円224,840円
91.15%20,920円200,200円
101.05%20,920円175,580円
110.95%20,920円150,940円
120.85%20,920円126,320円
130.75%20,920円101,680円
140.65%20,920円77,060円

住民非課税の方の介護保険料

住民非課税の方は、所得区分14に該当し、月額保険料は1万7,900円となります。

介護保険料の納付方法

介護保険料は、原則として、年金からの天引きで納付されます。年金額が年額18万円(月額1万5千円)未満の方は、普通徴収(納付書による納付)になります。

まとめ

65歳以上の介護保険料は、前年度の所得をもとに算出され、その金額は3年ごとに見直されます。月額保険料は、1万7,900円から397,240円の範囲で、所得区分によって異なります。原則として、年金からの天引きで納付されます。

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