サービス付き高齢者向け住宅とは?料金や内容を詳しく解説

介護営業関連

高齢化が進む日本において、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は注目を集める住まいのひとつです。

サ高住は、高齢者が安心して暮らせるよう配慮された住環境と、安否確認や生活相談などのサービスを提供する住宅です。

今回は、サ高住の料金や内容について詳しく解説します。

サ高住の種類

サ高住には、大きく分けて「自立・支援タイプ」と「介護・認知症タイプ」の2種類があります。

自立・支援タイプ

自立・支援タイプは、要介護度1以上の高齢者でも、自立して生活できる方を対象としたサ高住です。安否確認や生活相談などのサービスが基本で、食事提供や生活支援などのサービスは、必要に応じて利用できます。

介護・認知症タイプ

介護・認知症タイプは、要介護度2以上の高齢者や、認知症の方を対象としたサ高住です。安否確認や生活相談などのサービスに加えて、食事提供や生活支援などのサービスが充実しています。

サ高住の料金

サ高住の料金は、初期費用と月額利用料の2つに分けられます。

初期費用

初期費用は、敷金や礼金、前家賃などです。敷金は、賃貸住宅と同様に賃料の2〜3ヶ月分程度が一般的です。礼金は、サ高住によっては不要な場合もあります。前家賃は、入居する月の賃料です。

月額利用料

月額利用料は、家賃、管理費、食費、生活支援サービス費(施設による)、介護保険サービス費(自己負担分)などで構成されます。

家賃は、地域や立地、設備などの条件によって異なります。管理費は、共用部分の維持管理費や、介護サービスの運営費などにあてられます。食費は、1食あたり300〜400円程度が一般的です。介護保険サービス費(自己負担分)は、要介護度に応じて異なります。

そのため、月額25万~40万程度の施設が多い

サ高住の具体的な内容

サ高住で提供されるサービスは、大きく分けて「生活支援サービス」と「介護サービス」の2つがあります。

生活支援サービス

生活支援サービスは、安否確認や生活相談、共用スペースの清掃、ゴミ出しなどのサービスです。

安否確認は、定期的にスタッフが訪問して安否を確認するサービスです。生活相談は、日常生活の困りごとや介護に関する相談に乗ってくれるサービスです。共用スペースの清掃やゴミ出しは、施設側が行うサービスです。

介護サービス

介護サービスは、食事提供や入浴介助、排泄介助、機能訓練などのサービスです。

食事提供は、施設で調理された食事を提供するサービスです。入浴介助は、入浴が困難な方に介助を行うサービスです。排泄介助は、排泄が困難な方に介助を行うサービスです。機能訓練は、身体機能や認知機能の維持・向上を図るためのサービスです。

サ高住の入居条件

サ高住の入居条件は、施設によって異なります。

一般的には、60歳以上で、自立して生活できる方、または要介護度1以上の高齢者を対象としています。また、認知症の方を対象とした施設もあります。

サ高住の選び方

サ高住を選ぶ際には、以下のポイントを押さえましょう。

  • 立地
  • 設備
  • サービス内容
  • 費用

立地は、通院や買い物などの利便性を考えて選びましょう。設備は、自分の生活スタイルに合ったものを選びましょう。サービス内容は、必要なサービスが充実しているかどうかをチェックしましょう。費用は、初期費用と月額利用料をトータルで比較しましょう。

また、実際に施設を訪れて、雰囲気やスタッフの対応などを確かめることも大切です。

まとめ

サービス付き高齢者向け住宅は、高齢者が安心して暮らせる住まいのひとつです。自分の希望や条件に合ったサ高住を選んで、快適な暮らしを送りましょう。

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