要介護度を重くしたいって利用者さんがいるけど何かコツはあるのかな?
そもそもどんな流れで認定が出るか現場の私は、知らないから何も言えない!
認定調査という調査を経て、介護度の認定がされますが、基本的には今のお身体の状態から判断されます!入院中は重く出る事もありますが実際の流れはどうでしょうか!?
介護認定調査とは、要介護認定申請後に行われる聞き取り調査のことです。市区町村の認定調査員が自宅や施設等を訪問して本人や家族に聞き取りを行い、要介護者の心身の状態を確認します。調査項目は、以下の6つの基本調査と特記事項からなります。
- 身体機能・起居動作
- 生活機能
- 認知機能
- 精神・行動障害
- 社会生活への適応
- 調査の流れ
目次
調査の流れ
☆要介護認定の申請
まずは、市区町村の介護保険担当窓口で要介護認定の申請を行います。申請には、本人の戸籍謄本や住民票、診断書などが必要です。
☆市区町村から認定調査の連絡
申請が受理されると、市区町村から認定調査の連絡があります。調査の日時や訪問場所などは、市区町村から指定されます。
☆認定調査員の訪問
調査当日は、認定調査員が自宅や施設等を訪問します。調査員は、本人や家族に聞き取りを行い、要介護者の心身の状態を確認します。
☆調査結果の通知
調査結果は、原則として調査から1ヶ月以内に通知されます。通知には、以下の内容が記載されています。
- 要介護度
- 要介護認定区分
- 介護サービス利用時の費用負担割合
調査の当日の準備
調査当日は、以下のものを用意しておくとよいでしょう。
- 本人の診断書や検査結果
- 本人の服薬表
- 本人の介護記録
- 本人の生活状況が分かる資料(写真や動画など)
これらの資料は、調査員が本人の状態や生活状況を把握するために役立ちます。また、調査員の質問に答えるときの参考としてもなります。
調査の当日の注意点
正確な情報を提供しましょう
調査員は、本人の状態や生活状況を正確に把握するために、さまざまな質問をします。質問には、正確に答えるようにしましょう。
詳しく説明しましょう
本人の状態や生活状況を詳しく説明することで、調査員がより正確に判断することができます。
メモを取りましょう
調査員の質問にすべて答えられない場合もあるでしょう。その場合は、後で回答できるようにメモを取っておきましょう。
要介護度を良く認定されるためのコツ
調査の結果として、要介護度が適切に認定されることが重要です。そのために、以下の点に注意しましょう。
ただ、入院中の場合は認定調査を受けるタイミングや先生の意見書により、状態が改善した後のお体の状況と介護度が合わない
日常の様子を記録しておく
普段の介護の様子や本人の状態を日記やメモで記録しておくと、調査当日に具体的な状況を説明しやすくなります。
実際は車いすを利用されているが、当日は杖で歩けます!と言う方もいます。
家族や介護者とのコミュニケーション
家族や介護者が本人の状態を正確に把握し、調査員に伝えることが重要です。日々の様子について共有しておきましょう。
資料を揃えておく
診断書や検査結果、服薬表などの資料は、本人の状態を客観的に示すために役立ちます。これらを揃えておき、調査員に提出しましょう。
質問に具体的に答える
調査員の質問には、具体的な例を挙げて答えるようにしましょう。たとえば、「毎日どれくらいの頻度で介護が必要か」「どのような場面で介護が必要か」などを詳しく説明します。
調査の結果
調査の結果は、原則として調査から1ヶ月以内に通知されます。通知には、以下の内容が記載されています。
- 要介護度
- 要介護認定区分
- 介護サービス利用時の費用負担割合
要介護度が認定されると、介護保険サービスを利用することができます。介護サービス利用時の費用負担割合は、要介護度や年齢、収入などによって異なります。
まとめ
介護認定調査は、要介護認定を受ける際に必ず受けなければならないものです。調査当日は、事前に準備をして、正確な情報を提供できるようにしましょう。以下に、調査の当日に役立つヒントをいくつか挙げます。
- 本人の状態や生活状況を把握しておきましょう。本人の普段の様子や、介護の状況などをメモしておくとよいでしょう。
- 調査員の質問に答えるときは、簡潔にわかりやすく答えましょう。また、質問の意味がわからない場合は、遠慮せずに確認しましょう。
- 調査員の指示に従って、調査をスムーズに進めましょう。
調査当日は、本人や家族にとっても負担となるものです。事前に準備をして、できるだけスムーズに調査を進めるようにしましょう。
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