介護地域区分の料金について解説!!

介護営業関連

地域区分による介護報酬の違い

地域区分によって、介護報酬の1単位あたりの単価が異なります。

これは、地域によって人件費の差があるためです。

例えば、訪問介護の1単位あたりの単価は、1級地で2,770円、2級地で2,610円、3級地で2,450円、その他の地域で2,320円となっています。

地域区分の見直し

地域区分は、介護報酬改定に合わせて見直されています。見直しの際には、公務員の地域手当の見直しを踏まえ、これに準拠する形で行われます。

介護地域区分における料金

級地地域主な市町村訪問介護(1単位あたり)訪問看護(1単位あたり)
1級地東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府、福岡県東京23区、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、名古屋市、大阪市、神戸市、京都市、福岡市2,770円3,810円
2級地北海道、東北地方、北陸地方、関東地方(1級地以外の地域)、中部地方(愛知県以外の地域)、近畿地方(1級地以外の地域)札幌市、仙台市、秋田市、福島市、新潟市、富山市、金沢市、静岡市、名古屋市以外の地域、大阪市以外の地域、京都市以外の地域、福岡市以外の地域2,610円3,570円
3級地中国地方、四国地方、九州地方(1級地、2級地以外の地域)広島市、岡山市、山口市、高松市、松山市、福岡市以外の地域2,450円3,330円
その他離島、山間部、過疎地域沖縄県、鹿児島県、長崎県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、高知県、徳島県、香川県、愛媛県、山口県の山間部、過疎地域2,320円3,190円

上記の表は、2023年11月21日現在の介護地域区分と、その地域における訪問介護と訪問看護の1単位あたりの単価を示しています。

地域区分によって、1単位あたりの単価が異なるのは、地域によって人件費の差があるためです。人件費の高い都会では、1単位あたりの単価も高くなります。

例えば、訪問介護を1時間利用した場合、1級地では2,770円、2級地では2,610円、3級地では2,450円、その他の地域では2,320円となります。

介護報酬は、1単位あたりの単価と利用者の負担割合によって決まります。

利用者の負担割合は、所得や年齢によって異なります。

まとめ

介護地域区分は、地域間における人件費の差を勘案して、地域間の介護保険費用の配分を調整するためのものです。地域区分によって、介護報酬の1単位あたりの単価が異なるため、利用者や事業所は、地域区分を把握しておくことが重要です。

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